更年期、油は控えたほうがいいって本当?
「最近、油ものが胃にもたれるんだよね…」とか、「更年期になったら太りやすいし、油は控えたほうがいいのかな?」なんて思っていませんか?
それは体の声が聞こえている証拠。その感覚、大正解です。
更年期の体は、まるで20代の頃とは別物。
食べたものが体にどう影響するか、感じ方が全然違います。
そこで今日は、「油を控えたほうがいい理由」について、
分かりやすく掘り下げていきます!
更年期に油を控えたほうがいい理由 3つ
高脂肪の食事は、消化酵素や胆汁の分泌を増やす必要があり、
胃もたれや腸の負担感を感じやすくなることがあります。
つまりそれだけ内臓が疲れやすく、炎症も起こりやすくなるのです。
また、更年期の体には以下の理由からも油の摂取量に注意が必要です。
1. ホルモンバランスの乱れが脂肪の蓄積を加速する
更年期になると、エストロゲン(女性ホルモン)が減少します。エストロゲンは脂肪の分解を助けてくれるホルモンなので、これが減ると体が「脂肪を溜め込め!」と命令を出してしまうんです。
そこに揚げ物や加工食品などの高脂肪食を摂ると、蓄積される一方。
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お腹や腰回りに脂肪がつきやすくなる
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代謝が落ちて体重が減りにくくなる
こういう悪循環に陥りやすくなるんですね。
2. 血管が硬くなりやすくなる
更年期は血管の健康も大切な時期。エストロゲンが減ると、血管が柔らかさを失いやすくなり、動脈硬化のリスクが上がると言われています。
ここで、悪い油(トランス脂肪酸や飽和脂肪酸)を摂りすぎると、血中の悪玉コレステロールが増え、さらに血管を傷つける原因に。
3. ホットフラッシュや炎症を悪化させる可能性
油っぽい食事を摂りすぎると、体内で炎症が起きやすくなります。また、高脂肪食は消化に時間がかかるため、腸内に負担をかけ、ホットフラッシュや関節痛などの症状を悪化させる原因にもなります。腸内が整っていないと、免疫も下がるので注意です。
これらを防ぐためには、油の摂取量自体を見直すことが大切です。
良質な油でさえ摂りすぎに注意
「良い油ならたくさん摂っても大丈夫!」と思いがちですが、それも間違い。良質な油であっても、摂りすぎればカロリーオーバーにつながります。
特に、更年期は代謝が落ちやすい時期なので、必要以上に摂取すると体重管理が難しくなることも。
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良質な油を意識しつつも、量に注意する
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必要最低限の油で十分に栄養を摂る工夫をする
例えば、サラダや調理の際に必要な量を守るだけで、過剰な油摂取を防げます。
まとめ:更年期、油の摂りすぎはNG!
更年期に油を控えるのは大事。でも、それ以上に「摂りすぎないこと」がポイント。
大事なのは、
✅ 悪い油(トランス脂肪酸や飽和脂肪酸)をできるだけ控える ✅ 良質な油であっても、必要以上に摂らない
体に必要な最低限の油を意識して、更年期をもっと快適に過ごしましょう!
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文)久保田ミオ /ラクニコディレクター、美容ジャーナリスト
元ダンサー、食生活指導士、アロマテラピスト、プロのための腸ケアサロン「エクセベル」メンバー