自律神経を整える、エクササイズ2つ

自律神経を整える、エクササイズ2つ

ストレスでイライラ。気づけば奥歯をガチッと食いしばってる。
仕事でPC作業や、隙間時間にスマホを見ながら、気づけばいつも下を向いてる。

実はこれ、首の一番上の2つの首関節が圧迫されています。
そして、ここには、自律神経に関わる大事な神経が通っています。

たとえば、迷走神経(副交感神経の代表)。
首の筋肉が緊張したり、姿勢不良で圧迫されたりすると、働きに影響が出てしまいます。
つまり、食いしばりやスマホ首でストレートネックになると、神経や血流が圧迫されて、自律神経のバランスが乱れることにつながるんです。

今回は、この自律神経の乱れを整えて、副交感神経に入りやすくするエクササイズを2つ紹介します。

エクササイズ1:首詰まりをとるツボ押しマッサージ

1片方の手で片耳を掴み、斜め上に引っ張ります。

2そのまま、耳下のえらの後ろくらいからフェイスラインに沿って、指(または、指の第二関節がやりやすいです)でツボ押しマッサージ。


最初はかなり痛いので、「ああ、詰まってるな」ってわかるかもしれません。
そこを優しくほぐすと、頭と首の緊張が抜けて、フェイスラインもV形に戻っていきます。


エクササイズ2:腸活呼吸

首がゆるんだら、今度は呼吸。
普通の深呼吸じゃなくて、腸まで動かす呼吸です。

  1. まずリラックス。大きく口から息を吐いて、体の力を全部抜く。

  2. 上を向いて、両手を広げて上に伸ばしながら鼻から息を6〜8秒吸う。
    👉 肋骨を風船のように丸く膨らませるイメージで。

  3. そのまま脱力しながら12〜16秒かけて吐く。(吸う時間の倍!)

これを数回繰り返すだけ。1回でもOKです。

→この呼吸のポイントは「肋骨」

この呼吸で、息を吸うと肋骨が風船のように丸く大きく広がったり、吐くと閉じるのがとても大事。
このとき実は、横隔膜が大きく上下していて、腸もみにもなっています。

だから、

  • 自律神経が整う

  • 腸が活発になる

  • 内臓脂肪の燃焼までサポート

と、いいことずくめ。


まとめ

更年期にとって自律神経を整えるのは最優先。

自律神経を乱す大きな原因の食いしばりやスマホは、気をつけてもなかなか避けられません。
でも耳下のえらの後ろマッサージと腸活呼吸でリセットすれば、自律神経リセットにもなるし、頭も心もスッキリします。

ぜひ1日に1回、やってみてくださいね。

 

ブログに戻る