夜中に、いきなり目が覚める。
布団の中で「え?隣で焚き火してる?」って思うくらい、顔が熱い。しかも寝汗が滝のように出て、その後すごく寒い。
これ、私の ホットフラッシュ初体験 でした。
人から聞いていたし、更年期あるあるの筆頭だから心の準備はしていたけれど、いざ来ると「え、これが私の体で起きるんだ…」と、なんだか不思議な気持ちになったのを覚えています。
恥ずかしさと孤独感
日中も突然やってくる。
打ち合わせ中に汗が吹き出す。顔が赤くなって、おでこや首筋から汗が流れて、とにかく熱くてたまらない。なんでもない顔をしてるけど、内心はもう焦りまくり。
それに、恥ずかしくて、孤独。
ホットフラッシュってなに?
ホットフラッシュは「体温調節の誤作動」で起こる、と言われています。
女性ホルモン(エストロゲン)が減ると、自律神経が敏感になってしまい、体が「暑い!」と誤認識。
その結果、血管が急に広がって顔が熱くなり、汗で強制的に体温を下げようとするんです。
特徴は、暑い季節の大汗とは違って、真冬でも、寝ている時でも、急に起こること。
このいつでもどこでも発動する不便さと、予測できない不安さが、またやっかいなんですよね。
効いた!私と友人の対策
いろいろ試したけど、一番即効性があるのは やっぱり仰ぐこと。
外出先でもサッとできるし、気持ちもすぐ落ち着く。
扇子をコレクションしている友人もいて、「もうこれが最強よ」と言いながら、おしゃれな扇子をファッショに合わせて持ってきていました。
もう一人の友人は、天然のミントのウェットティッシュで首と背中、額を拭いていて、私も取り入れてました。
「瞬間的にスーッとして、汗が引くの!」と絶賛。実際、お芝居や映画館など、バタバタ仰ぎにくい場所でとても助かりました。
継続したインナーケアは…
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エクオール(大豆イソフラボンの代謝物)をとる
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腸活でホルモンバランスを支える
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軽いストレッチや呼吸で血流を整える
このあたりでだいぶ落ち着いてきました。
一般的におすすめされる対策
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扇子やうちわでクールダウン
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冷感タオル・ミント系アイテムを持ち歩く
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カフェイン・アルコール・香辛料を控える
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規則正しい睡眠と軽い運動
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必要に応じて婦人科でホルモン補充療法や漢方の相談
ちゃんと終わりはくる
一生続くわけじゃない。
私も今は、あの真っ赤になって汗が止まらない地獄のような夜も会議も、もうありません。
本当にあったのかな、くらいあっさりとなくなります。
まとめ
ホットフラッシュは本当に困る。
でも、必ず落ち着く。
そしてこれは、普通の暑い日の大汗とは別物。
だからこそ、自分に合う「その場をしのげるケア」と「継続ケア」の両方で整えるのがおすすめです。