「お腹を冷やすと風邪をひくよ」と、子供の頃、よく母に言われていました。
そんなものかなと、なんとなく過ごしていましたが、
よく考えてみたら、お腹を冷やすと風邪を引くのはどうしてなのでしょう?
どうやら、腸の免疫機能は冷えに弱いことに理由があるようです。
お腹が冷えると血流が滞って、便秘になったり、免疫細胞の働きが低下します。
腸の働きが活発になるのは、副交感神経が優位の時ですが、
寒いと交感神経が優位になります。
すると、腸の働きが鈍くなり、便秘になりやすくなります。
そして、血流も悪くなり、腸の働きも悪くなるので、
免疫細胞の活動が低下します。
腸には全身の約70%の免疫細胞があります。
なので、冷えると免疫が下がり、風邪などの感染症にかかりやすくなるのです。
お腹を温めると、便秘が改善したり、
免疫細胞の一つ、リンパ球が増えたという研究結果もあるくらい、
お腹の冷えは、腸には苦手なことなのです。
お腹が冷えやすい冬は、腸の温活で、風邪をひかずに元気に過ごしたいですね。
腸を優しく温める、3つのポイント
1 お腹や腰を外から温めます。
お腹や腰を温めることで全身が温まるうえ、自律神経も整います。
腸のぜん動運動が促進されるので、免疫力もアップ。
カイロや温タオルなどで腰を温めて、便秘やお腹の張りを和らげる看護法もあります。
2 冷たいものを食べすぎない。
暖かいお部屋で食べるアイスクリーム、美味しいですが、
冷たいものは胃腸を冷やしてしまいます。
胃が冷えると下痢を引き起こすこともあります。
冬の冷たい食べ物は、できるだけ食べすぎないように過ごしたいです。
3 運動、入浴、睡眠、食事で整える。
筋肉があると、体温が上がり、冷えにくくなります。
また、冷えで乱れやすい自律神経は、入浴と睡眠で整えて。
生姜などの体が温まるものを食べるのもいいですし、
腸活で腸内環境を整えることも免疫アップに欠かせません。
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文)久保田ミオ /ラクニコ ディレクター、美容ジャーナリスト
老化をスローダウンしてずっと健康に美味しいご飯を食べたくて、腸と女性ホルモンケアに行き着いた50代元美容編集者。
大学の先生、栄養学、栄養士さん、発酵のプロ、胃腸科のドクター、胃腸科の看護士、腸もみサロンのオーナーetc...プロから
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