
カットすると赤い汁が出て、まな板がみるみるじわーっと真っ赤に染まるわね。
その様子は、まさに、血液。ぎゃー。
どうりで、食べる輸血、と呼ばれるのはこれね、と思ったけれど、
実際にも血液に関係する栄養がたっぷりだったから驚いたわ。
(初めてカットした日には、本当にびっくりしたけど、洗えば取れるから大丈夫よ)
造血ビタミンと呼ばれる葉酸がたっぷりなのよ。
ビーツ1個(200g)で1日に必要な葉酸の量がほぼ摂れるくらい。
そして、NO(一酸化窒素)。他のお野菜ではあまり聞かないかもしれないわ。
血管を広げて血流を良くする物質なのよ。血流が良くなると、酸素の量も増えるから、疲れが取れて元気が出てくるのよ!
***********ビーツの特徴的な栄養*************
葉酸
赤血球の生産を助けたり、代謝に関与しており、細胞の生産や再生を助けることから、体の発育にも重要なビタミンです。
妊娠中のママにも注目の栄養素。
他にも、動脈硬化の予防や、血中のコレステロール値を低下させる可能性があると考えられています。
NO(一酸化窒素)
血管を健康に保ち、血管を広げて、血流をよくする効果があります。
水溶性食物繊維(オリゴ糖)
食物繊維は善玉菌のエサ。血糖値の上昇を抑える機能もあります。
ビーツ1個(200g)で5g、1日の目標17gの約34%くらい摂れてしまいます。
ベタレイン、ベタシアニン
赤い色の素になっているポリフェノール。
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ポリフェノールといえば、抗酸化、そう、日頃からケア意識の高い皆様ならもうご存知の、美容と健康に大切な、抗酸化!よ!
ビーツの味は、少し甘みがあって、そして少し土っぽい香りがするの。
わたし的には、トウモロコシに似ている、といつも思っているわ。
というわけで、トウモロコシ的に食べると美味しいといつも思うの。
ボルシチが有名だけど、作るのが大変そうだから、それはお店で食べることにして、家では簡単にポタージュ。
じゃがいもと合わせると、まろやかで美味しくなるのでおすすめよ!
ビーツの簡単ポタージュ
(2人分 所要時間30分)
ビーツ 1個 (200gくらい)
じゃがいも 中1個(120gくらい)
玉ねぎ 1/2個(120gくらい)
牛乳150cc
一人分の栄養
葉酸128g=1日の約1/2
食物繊維5g=1日の約1/3
1)ビーツ、じゃがいも、玉ねぎカットして、かなり柔らかくなるまで煮ます。
*10分くらいで柔らかくなるけど、20分煮るとかなり柔らかくなります。
*水はひたひたくらい。
*煮ている間に水分がなくなることもあるので、気をつけて。
2)柔らかくなったら、ブレンダーなどで潰します。
3)牛乳を入れて、塩胡椒して完成です。
*ハーブなどを入れるとより美味しいです。
*完璧に潰さず、実がゴロゴロしていても美味しい。
*牛乳を入れるとカロリーを抑えられますが、ココナッツミルクもおすすめ
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文)久保田ミオ /ラクニコ ディレクター、美容ジャーナリスト
老化をスローダウンしてずっと健康に美味しいご飯を食べたくて、腸と女性ホルモンケアに行き着いた50代元美容編集者。
大学の先生、栄養学、栄養士さん、発酵のプロ、胃腸科のドクター、胃腸科の看護士、腸もみサロンのオーナーetc...プロから
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