「最近なんか、ずっと疲れてる」
「朝起きるのがしんどい」「階段がきつい」
それ、更年期のせい…と思っていたら、鉄分不足かもしれません。
女性ホルモンと鉄分の関係
実は、女性ホルモン(エストロゲン)には鉄分を体内に保持する働きがあります。
ところが更年期にはこのホルモンが減少していくため、
それまでと同じ生活でも「鉄が足りなくなる」ことが起きてくるのです。
しかもプレ更年期の時期は、まだ月経がある人も多く、鉄を失いやすいタイミングでもあります。
鉄分不足のサインって?
貧血じゃなくても、鉄分がじわじわ足りていないと、こんな症状が現れます👇
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朝が起きづらい
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立ちくらみがする
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息切れしやすい
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肩こりや頭痛が増えた
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気力・集中力が落ちた
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イライラしやすくなった
これらが続いているなら、体が「鉄分ちょうだい」と言っているのかもしれません。
食事だけじゃ追いつかない?
鉄分は、赤身の肉・魚、レバー、ほうれん草、ひじきなどに多く含まれています。
でも実は、吸収率があまり高くないのも事実。
とくに植物性の鉄(非ヘム鉄)は、体に吸収されにくい特徴があります。
吸収を助けるポイントは👇
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ビタミンCと一緒にとる(例:鉄+レモン、鉄+ブロッコリー)
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カフェインと一緒にとらない(コーヒー・お茶は食後1時間空ける)
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胃腸の調子を整えておく(腸活も大事!)
体の“鉄タンク”を満たしてあげよう
鉄は血液をつくるためだけでなく、
エネルギーをつくる・脳を動かす・自律神経を整えるなど、
更年期の不調に関係する働きに広く関わっています。
「なんとなくしんどい」をあきらめず、
まずは食事+サポート的な鉄補給で、鉄タンクを満たしてあげましょう。