更年期ドライアイの対策法

更年期ドライアイの対策法

ドライアイの放置、老化の原因に

更年期に差し掛かると、身体の様々な変化に悩まされることが増えてきます。その中でも多くの女性が経験するのがドライアイです。ドライアイを放置することは、視力の低下だけでなく、老化の原因にもつながるため、早めの対策が必要です。今回は、更年期のドライアイの原因と日常でできる対策、そして女性ホルモンケアができるサプリメントの有用性についてお話しします。



ドライアイの原因

 

40代後半からのドライアイの主な原因は、女性ホルモンのエストロゲンの減少です。エストロゲンは涙の生成や目の潤いを保つ役割を果たしており、更年期に入るとこのホルモンが減少するため、涙の分泌が減り、目が乾燥しやすくなります。これにより、目の表面が乾燥してしまい、ドライアイの症状が現れます。ドライアイを放置すると、目の疲れや視力の低下を引き起こし、日常生活に支障をきたすだけでなく、老化を早める原因にもなります。



ドライアイが老化の原因になる理由

ドライアイが老化の原因となる理由は以下の通りです。

1. 酸化ストレスの増加:ドライアイの状態が続くと、目の表面で炎症が起きやすくなります。この炎症は酸化ストレスを引き起こし、細胞の老化を加速させます。

2. 慢性的な疲れ:ドライアイは目の疲れを引き起こします。目が常に疲れている状態では、全身の疲労感が増し、疲労回復が遅れることがあります。これにより、全身の老化が促進されます。

3. 視力の低下:ドライアイが進行すると、視力が低下することがあります。視力が低下すると、目を細めたり焦点を合わせようとする動作が増え、顔の筋肉に余計な負担がかかります。これが長期的には顔のシワやたるみの原因となり、老化の一因となります。

4. 生活の質の低下:ドライアイによる不快感や視力低下は、生活の質を大きく低下させます。生活の質が低下すると、精神的なストレスが増加し、これがさらに身体の老化を促進します。



日常でできる対策



ドライアイの症状を緩和するためには、日常生活でできる対策がいくつかあります。

1. 加湿器を使う:室内の乾燥を防ぐために加湿器を使いましょう。特にエアコンを使用する季節は、空気が乾燥しがちなので、適度な湿度を保つことが重要です。

2. ブルーライトカットメガネの使用:長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用は、目に負担をかけます。ブルーライトカットメガネを使用することで、目の疲れを軽減し、ドライアイの症状を和らげることができます。

 

3. 適度な休憩:長時間の読書やパソコン作業をする際は、定期的に目を休めることが大切です。20分ごとに20秒間、20フィート(約6メートル)先を見る「20-20-20ルール」を実践してみてください。


4. 目薬の使用:市販のドライアイ用目薬を使うことで、一時的に目の潤いを保つことができます。ただし、長期的な使用は避け、必要な時だけにしましょう。


5. バランスの取れた食事:オメガ3脂肪酸やビタミンAを多く含む食品を摂ることで、目の健康をサポートできます。例えば、魚や緑黄色野菜を積極的に取り入れましょう。


まとめ 自分でできるドライアイ対策で、スローエイジング!

ドライアイは、更年期の女性にとって避けて通れない問題ですが、適切な対策を講じることで症状を緩和し、老化を防ぐことができます。加湿器の使用やブルーライトカットメガネ、適度な休憩、目薬の使用、バランスの取れた食事など、日常生活でできる対策を取り入れてみましょう。

さらに、女性ホルモンケアができるサプリメントの摂取も効果的です。「フェムソイ エクオール プラス」は、大豆胚芽を独自の腸内細菌で発酵させたエクオールを配合しており、女性ホルモンの減少による様々な不調をサポートします。エクオールはエストロゲンと似た働きをするため、更年期のドライアイにも効果が期待できます。

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文)久保田ミオ /ラクニコディレクター、美容ジャーナリスト

元ダンサー、食生活指導士、アロマテラピスト

 

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