自律神経の乱れを整える方法
40代後半〜50代後半の更年期、自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れると、汗、体温調節、頭痛、睡眠、便秘、下痢など、自律神経失調症と似たような不調が起こります。その理由はエストロゲンの減少です。
10代から40代前半までの30年間、体のリズムを作っていた女性ホルモン(エストロゲン)が、10年間かけて急激に減少するスピードに脳がついていけず、混乱するからです。
自律神経を手っ取り早く整える香り
乱れた自律神経を手っ取り早く整えるためには、脳に直接届けることができる「香り」がとても有効です。天然のアロマオイルや精油には、リラックス効果が高いものがあるので、今回はそれを紹介します。
1)クラリセージ
のんびりしたい時に。
女性ホルモンと似たはたらきを持つ「スクラレオール」が
ホルモン分泌のバランスの乱れによる不調を緩和します。
温め作用があるので、希釈してお腹に塗ってマッサージもおすすめ。
2)ゼラニウム
ハッピーになりたい時に。
緊張をほぐして、女性ホルモンのアンバランスでイライラしたり怒りっぽい時に。
華やかで気分が上がる香りです。
皮脂のバランスを整えたり、抗菌、抗炎症の作用もあるので、
ベースオイルで希釈してボディに塗るのもおすすめ。
3ラベンダー
リラックスしたい時に。
自律神経を整える作用が大きいラベンダー。
交感神経にも副交感神経にもどちらにも作用する万能オイルです。
痛みを和らげる作用もあり、手元に1本あると便利。
刺激が少ないので、ベースオイルで希釈してお肌に塗ってもOK。
4ローズマリー
スッキリしたい時に。
交感神経を刺激して、精神的な疲労を緩和。
落ち込んだり、やる気が出ない時に、スッキリ爽快な気分にしてくれます。
若返りのハーブとも言われています。
ベースオイルで希釈してお肌に塗ってもOK。
5グレープフルーツ
元気になりたい時に。
交感神経の活動を高めます。
考えるのも面倒、そんな時に頭の回転を速くしてくれたり、
生理前や更年期の食欲を抑えたり、
脂肪燃焼の働きも。
この香りを嗅いだ相手から、5歳若くみられるというデータもあるので、
部屋に焚いてもいいかも?
香りと呼吸を合わせると、さらに自律神経整い効果がアップ
自律神経を手っ取り早く整えるもう1つの方法、それは鼻呼吸です。鼻から吸うことで、脳下垂体に直接「リラックス気分」の錯覚を与えることができます。脳下垂体に冷たい空気を届けることでクールダウンもできます。
リラックスのための呼吸
- 息を大きく吐いて、息を吸う準備をします。
- 鼻から3〜4秒息を吸います。
- 鼻から6〜8秒で息を吐きます。
鼻呼吸と精油の香りが、少しでも日々を快適に過ごす足しになりますように。
もっと、ずっと整えたい時には、女性ホルモンバランスと腸を整えるのがおすすめです。エクオールと発酵大豆で体の内側から整えるフェムソイをぜひお試しください!
*****************
腸内環境と更年期、どちらも気になる大人の女性におすすめ!
腸活×女性ホルモンケア。2つの力で老化をスローダウン!
リピート率97%の大豆から生まれた発酵食品「フェムソイ エクオール プラス」
更年期の不調を我慢しないで、
人生100年を元気に、美人に、自由に生きましょう!
*****************
文)久保田ミオ /ラクニコ ディレクター
見た目も体の中もおばさん化したくない。指の痛みや汗を我慢したくない。これからもずっと健康に美味しいご飯を食べたい。そして腸と女性ホルモンケアに行き着いた50代元美容ライター&ダンサー。食生活指導士、アロマテラピスト