45歳前後の更年期に入ると、イライラや不安、落ち込みなどが出やすくなることがあります。
実は、そんなメンタルの乱れには若い頃の食習慣が影響しているかもしれません。
今回は、自律神経やメンタルを整えるために、45歳から見直したい食習慣についてお話しします。
45歳から見直したい、続けてしまいがちな食習慣
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タンパク質中心、またはサラダ中心の偏った食事
若い頃は筋肉を意識してタンパク質中心の食事をしていた方も多いかもしれません。また、ダイエットでサラダ中心の方も多いかもしれません。私はその両方を経験して来ました。しかし、食事が偏ることで、タンパク質、ビタミンやミネラル、食物繊維のどれかが必ず不足します。栄養素が不足すると、腸内環境が悪化しやすくなり、結果としてメンタルにも影響があり、老化が加速しやすくなるほか、肌や髪のハリやツヤも衰えがちになります。また、たんぱく質のアミノ酸の一つ、トリプトファンと野菜や穀類に含まれるマグネシウムは、メンタルの安定に欠かせません。たんぱく質はもちろん、炭水化物、野菜や果物を意識的に取り入れ、すべての栄養が揃ったバランスの良い食事を心がけましょう。 -
少食や食事抜き(朝食抜き、昼食抜き、夜だけまとめ食い)
忙しい生活の中で、朝や昼を抜いて夜にまとめて食べることもあるかもしれません。しかし、朝昼の栄養不足は自律神経や血糖値を乱し、メンタルにも影響が出やすくなります。朝食や昼食をしっかりと摂り、体をリズムよく動かすことで、心も落ち着きやすくなります。 -
朝の甘いおやつ(おめざ)
朝に甘いものを摂る習慣は、血糖値を急激に上昇と下降が起こるため、気分が不安定になりやすくなります。45歳を過ぎたら、朝は温かい味噌汁やフルーツとおにぎりなど、栄養とエネルギーをゆっくり供給する血糖値の急上昇を防ぐ食べ物にシフトするのがおすすめです。 -
朝のコーヒー 目覚めたばかりの時間帯には、「コルチゾール」というホルモンが自然に分泌されて体を目覚めさせるリズムを整えています。しかし、コーヒーを飲むことでカフェインがコルチゾール分泌に影響し、このタイミングが混乱してしまうと、朝から晩にかけての自然な「目覚め」と「眠気」のリズムが乱れ、夜に寝つきにくくなることがあるのです。睡眠不足になると自律神経が乱れやすくなり、結果的にメンタルも崩れやすくなってしまいます。
食習慣と腸内環境のつながり
腸内環境が整っていると、体だけでなくメンタルにも良い影響を与えることがわかっています。
腸には「第二の脳」とも呼ばれるほど、メンタルを整えるための大切な神経が集まっており、
腸内環境が悪化するとメンタルの不調も増えやすくなるのです。
栄養バランスの良い食事で積極的に腸活をして、
腸からメンタルをサポートすることが大切です。
最後に
若い頃からの食習慣は、意識しないと続けがちですが、
45歳からはメンタルと体調に合わせた見直しが必要です。
腸内環境を整えながら、
自律神経やメンタルをサポートする食習慣にシフトして、
45歳以降も元気で心地よい毎日を過ごしていきましょう!
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文)久保田ミオ /ラクニコディレクター、美容ジャーナリスト
元ダンサー、食生活指導士、アロマテラピスト、プロのための腸ケアサロン「エクセベル」メンバー
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